「知の祭典」ともいわれる「算数オリンピック」。

気になるけど、どういったもの?
子供に受けさせてみたい!
そんな疑問を一緒に解決していきましょう。
わが家も目標にしている「算数オリンピック」について、概要や申し込み方法、過去問題・対策問題集などをまとめました。
「算数オリンピック」について
算数オリンピックとは
算数オリンピックとは、小学生・中学生の才能発現の場となることを目的に開催される、算数と数学の大会イベントです。
日本だけでなく、世界中の子供たちが対象です。
「算数」を世界共通語として、ゲームやスポーツのように楽しみながら、才能を発見・育成する場として、世界的な数学者である「広中平祐先生」により提唱されました。
1992年に第1回大会が開催、以降毎年開催されています。
対象・大会名
「算数オリンピック大会」はおもに小学6年生を対象としていますが、そのほかの学年でも大会名が違いますが、それに準ずるものがあります。
未就学児の参加はできません。
大会名 | 対象学年 |
キッズBEE | 小1~3 |
ジュニア算数オリンピック | 小4・5 |
算数オリンピック | 小6 |
ジュニア広中杯 | 中1・2 |
広中杯 | 中3 |
日程・大会場所
「トライアル地方大会」に通過した人のみ「ファイナル決勝大会」へ出場できます。
毎年6~8月頃に開催されます。
受験費用は、すべてのトライアル地方大会は、4,860円(税込み)。
ファイナル決勝大会は無料となります。
ファイナル決勝大会では、点数に応じて金メダル・銀メダル・銅メダルの表彰式があります。
※2020年はトライアル大会は自宅受験、ファイナル大会は中止となりました。
- 全国各地
- 毎年6月頃
- 制限時間90分・10問程度
- ファイナル大会に進出できるのはそれぞれ約150名
- 通常60〜70点程度が合格ラインと言われている
- 東京・大阪・福岡
- 7~8月頃
- 制限時間は前半60分、後半60分の計120分で7問程度
- 60〜70点程度で入賞できる場合が多い
- 東京(代々木)
- 1〜3位にはメダル、表彰状、トロフィー及び副賞
- 4〜9位には表彰状及びトロフィーが授与される
参考に、2020年の結果です
金メダル | 銀メダル | 銅メダル | |
キッズBEE | 75点以上 | 50~74点 | 49点以下 |
ジュニア算数オリンピック | 77点以上 | 60~76点 | 59点以下 |
算数オリンピック | 80点以上 | 65~79点 | 64点以下 |
ジュニア広中杯 | 41点以上 | 30~40点 | 29点以下 |
広中杯 | 82点以上 | 60~81点 | 59点以下 |
申し込み方法
大会の申し込みは、算数オリンピック公式サイトの特設ページよりお申込みいただけます。
メールアドレスを登録後、自動返信されるメール内のURLからお申込みとなります。
お支払いは、カード決済・銀行振込・郵便払込の3つです。
算数オリンピックはどんな問題?
出題範囲
大会名 | 出題範囲 |
キッズBEE | 出題問題は四則演算および長方形の面積は履修済みを前提 |
ジュニア算数オリンピック | 原則として出題問題は小4終了を目安 |
算数オリンピック | 原則として出題問題は小5終了を目安 |
ジュニア広中杯 | 原則として出題範囲は中1終了を目安 |
広中杯 | 原則として出題問題は中3の1学期終了を目安 |
過去問
算数オリンピック、どんな問題があるのでしょうか。
過去問が公式サイトに公開されています。
一部を引用しました。
キッズBEEファイナル
まずは小1~小3を対象とした、キッズBEEファイナル問題です。
実際はすべての漢字に振り仮名がふってあります。
下の図は遊園地にあるコーヒーカップを上から見たものです。
赤色の円はカップです。
紫色の円は回転台で、それぞれに4つのカップが乗っています。
緑色の円は全体台で、4つの回転台が乗っています。
それぞれカップ、回転台、全体台が回ります。
20秒で全体台が地面に対して矢印の方向へ一周、回転台が全体台に対して矢印の方向へ一周、カップが回転台に対して矢印の方向へ一周します。
今ピーターくんは、●のついているカップに西の方向を見て座っています。
【問1】15秒後にピーターくんの座っているカップを塗りなさい
【問2】15秒後にピーターくんが向いている方向は、東・西・北・南のどれですか。
どうでしょう、わたしはいきなり難しくてびっくりしました。
小1~3を対象とした問題ですが、問題文も長く理解するのに時間がかかりそうです💦
ファイナル問題なので、一筋縄ではいかないようですね。
考えるワクワクは、確かにありますね😊
キッズBEEトライアル
こちらはキッズBEEトライアルの問題です。
下の6個の□に、1、2、3、4、5、6 の6個の数を1つずつ入れて、たし算の式を完成させなさい。
なんとなく解けそうな感じはしますね!
ヒラメキとか、算数の感覚とか、またはあきらめないで取り組めれば…できるかと思います。
6月に算数オリンピックが開催されることを考えると、たし算をまだ習っていない小1にはまず解けない問題ではありますね。
ジュニア算数オリンピック
ジュニア算数オリンピックは、小6以外の小学生を対象としていますが、実質小4~5が対象となりますね。
算数オリンピックの一つ前の段階にあります。
面積が80㎝2の正十角形が2つあります。これらを図のように重ねたとき、灰色の部分の和は何㎝2になりますか。
ただし点M は正十角形の辺の真ん中の点を表します。
補助線をひく必要がありそうですね。どこにひくか、目の付け所に気付けるか…、難しいですね💦
算数オリンピックトライアル
算数オリンピックトライアルは、小学6年生のみが受けることができます。
ももこさんが算数の試験を5回受けました。下の父親との会話を読んで問いに答えなさい。
ももこ:おとうさん、算数の点数が試験を受けるたびに高くなったよ!
父親 :すごいじゃないか!しかも上がっている点数も、回を追うごとに大きくなってる。
最後の点数は最初の点数の2倍くらいあるじゃないか!
ももこ:勉強頑張ったからね!でもさすがに2倍はいかないよ。
父親 :そうだね。おや、点数の数字はすべて異なる数だね。
ももこ:本当だ!こんな偶然もあるんだね。
ももこさんの1回目の点数と5回の試験の平均点の組み合わせを1つ求めなさい。
問題文に何が書いてあるのか、何度も読み返しました💦
トライアルですが、結構むずかしい!?
続いて、ファイナル問題です。
算数オリンピックファイナル
図の7個の〇の中に、20以下の異なる素数を1個ずつ入れて、どの直線上の3個の素数の和もまたすべて素数になるようにします。
そのような入れ方を1つ答えなさい。
ただし、50までの素数は以下の通りです。
2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,41,43,47
じつに72通りもあるうちから1つを書ければOKなので、できるかもしれませんね!
どうでしょうか!?
対策は?
算数オリンピックは、算数が好き・楽しい!と取り組むことが第一条件です。
受けることでより「算数好き!」となってほしいですね。
オススメ問題集やゲームを紹介します。
対策にオススメ問題集
- 算数オリンピックはじめてのキッズBEE
はじめてにちょうどいい問題集です。
1ページに1問ずつあり、全部で33問、少し考える問題もあります。
- 天才ドリル
点描写を模写しながら図形センスを身につけることができます。
基礎~中学校入試レベルまで、展開しています。


- チャレペー、なぞぺー
「チャレペー」「なぞぺー」の問題集は、算数オリンピック委員会理事・花まる学習会代表の高濱正伸氏が監修、算数オリンピック数理教室のアルゴクラブ著。
良問が多めです。
- 算数ラボ
算数ラボは考える力を伸ばすことに特化した問題集です。
10級~6級までが小学生、5級~中学生を対象としています。


遊びながら学ぼう
遊び感覚で算数の知識が身につく、ゲームやアプリをまとめました。
- ゲームから「アルゴ」
わが家もよくあそぶ「アルゴ」。
算数オリンピック委員会から出ているゲームで、遊びながら論理的思考を 身につけることができます。
- アプリ「シンクシンク」
「Think!Think!」は、パズル・迷路・図形などを用いた、思考力を楽しく身につけるための知育教材アプリです。
算数オリンピック、世界算数の問題を手掛けるチームが全コンテンツを製作した良問が多いのが特徴。
会員2万人の学習塾、花まる学習会の幼児教育のノウハウを凝縮したアプリで、やる気が続き、自然と考える力が伸びていくように設計されています。
有料コース(月額300円・980円)がオススメです。




まとめ
算数オリンピックについてまとめました。