そろばんと公文式、どちらも人気の高い習い事ですね。
公文式をやっていた子が計算につまずき、そろばん(そろタッチ)をはじめることも多いようです。
どうやら、そろタッチと公文式の計算について、どちらも効率的に学ぶ方法があるようです。
ちびたぬ(小1)は、そろばんアプリ「そろタッチ」のみをやっているので、体験談を交えて紹介していきます。
「そろタッチ」と「公文式」の類似点
そろばんアプリ「そろタッチ」と「公文式」の関係については、そろタッチ開発者 山内千佳さんの書籍「5歳からはじめる 世界で羽ばたく計算力の伸ばし方」に詳しく書かれています。
今回はこの本から私の見解も入れつつ紹介しますが、より詳しく知りたい方はぜひ、書籍を購入してみてくださいね。
こちらになります
「世界で羽ばたく計算力の伸ばし方」によると著者 山内千佳さんは、そろタッチ教室をつくるにあたり、公文式を参考にされたそうです。
2つの類似点は、以下のようになります。
- 子供が自分の力で学んでいく
- 毎日決められた量を少しずつ解く
詳しく見ていきましょう。
子供が自分の力で学ぶ
子供のレベルにあった問題を、自分の力で解いていくのは、そろタッチも公文式も同じです。
「自分の力で」というと、「勝手に学んでくれるのか~楽でいいわ~」とか「教室もあるけど、先生いらないの!?」とか一瞬思ってしまいますよね。
けれど、書籍には教室生は先生(ネット生は親)の重要な役割も書かれています。
先生の役割は、子供のレベルを適切に見極め、ときに励まし盛り上げサポートすること。
そろタッチは、教室生とネット生がありますが、
継続率が高い・学習進行度が速い・検定合格率が高いのは圧倒的に「教室生」です。
「世界で羽ばたく計算力の伸ばし方」p.97
と書かれています。教室の効果、役割をより深く知りたい方は、書籍をお読みくださいネ。
読むと、教室生いいな~と思います。が、我が家の近くにはないのでネット生として頑張ってます^^;
それでも継続して、「自分の力で頑張ろう」としているので、我が子ながら本当にエライと思います。
毎日決められた量を少しずつ解く
公文式は毎日決められた量を少しずつ取り組んでいくようです。
そろタッチも、1日にやる量は少なく、1日1面ずつ(5~10分程度)でOKとされています。
どちらもムリのない範囲に毎日少しずつ、を継続していくことによって、学習内容や学習習慣を定着させていくことができます。
そろタッチは毎日やらないとキャラクターがオバケになってしまうので、ちびたぬはそれが嫌で「毎日やりたい!」と思うよう。
子供が自分から「やりたい」と思わせるような工夫がされています。
それにしても、インフルエンザにかかったときでさえ泣きながらやりたいと訴え、必死にやっていましたヨ。恐るべしそろタッチ!
より効率的に計算を学ぶには
公文式は筆算方式で計算していきますが、そろタッチはイメージ暗算。
例えば、15+30=45 だったら、まず10の位1+3=4、続いて1の位5+0=5とそろばんの珠を動かしていきます。
(繰り上がりなしのたし算だったら、それこそ瞬時に計算できちゃうみたいですが…。)
電卓を打つよりはやく、頭の中のそろばんでパッパッとイメージして計算していきます。
ところが筆算方式を学んでからだと、イメージがしづらくなってしまうそうです。
そのため、そろタッチをはじめるのに一番よい時期は筆算を習う前の5~8歳といわれています。
つまり、
5~8歳に そろタッチをスタートして
そろタッチを卒業してから、公文式で反復練習をする
という方法が、効率よく学べるということになります。
そろタッチはすべて学ぶには、だいたい2~3年かかります。
先は長く感じるかもしれませんが…
算数に苦手意識を持つ前に「楽しい」と思ってくれたのならこっちのもの!
実はこの、「計算って楽しい」という気持ちを持たせることこそが、より効率的に計算を学べるのではないかと思います。
毎日少しずつ継続して学んでいくことに繋がりますからね。
そのきっかけを与えてくれたのは、我が家は「そろタッチ」でした。
そろタッチ そろばんから進化した暗算学習アプリ
Digika Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
おわりに
そろタッチと公文式を効率よく学ぶには、そろタッチを卒業してから公文式に取り組む方法がよいことがわかりました。
我が家のちびたぬは、現在S1ステージで卒業まではもう少しかかりそうです。
卒業まで頑張れるのかまだわかりませんが、「計算が楽しい、算数が好き」と思ってくれているようなので、その気持ちを大切にして応援していきたいと思います。