小2のちびたぬが「算数オリンピック」の一つである「キッズBEE」に挑戦しました。
算数オリンピックを受けるにあたっていろいろ調べましたが、本や塾などは出てくるのですが、どんな試験なのか正直よくわからないんですよね。
今回キッズBEEを受検してみて分かったことがいくつかあったので、まとめました。
これから受けようと考えている方の参考になればと思います。
算数オリンピックってなに?
算数オリンピックとは、小学生・中学生の才能発現の場となることを目的に開催される、算数と数学の大会イベントです。
つまり、「算数」または「数学」に特化したテストということ。
日本だけでなく、世界中の子供たち(小1~中3)が対象となっています。
学年ごとに大会の名前が変わり、対象となる学年別に分かれています。
大会名 | 対象学年 |
---|---|
キッズBEE | 小1~3 |
ジュニア算数オリンピック | 小4・5 |
算数オリンピック | 小6 |
ジュニア広中杯 | 中1・2 |
広中杯 | 中3 |
今回小2のぼくが受けたのは、キッズBEEだよ。
小2が挑戦!算数オリンピックを受けてみたよ!
算数オリンピックを受けた後にもらえる「結果報告書」。
結果報告書には、子供が受けたキッズBEE以外の情報もすべて記載されていました。
受検前に知っておくと良さそうなことなどを、ピックアップしてお伝えしていきたいと思います。
トライアルに通過した人のみが、ファイナル大会に出られる
算数オリンピックは、「トライアル大会」と「ファイナル大会」があります。
トライアルに基準以上の成績で通過した人のみが、ファイナル大会への出場権を手にできるのです。
トライアルは都道府県ごとの地方で行われますが、ファイナルは東京に集められての開催。
追加の受験費用もかかりません。(つまり、トライアルで終わった人も同じ料金ということ…)
ファイナル入賞を目指して頑張りましょう!
何分のテスト?何問出るの?何点満点で平均点はどれくらい?
2021年の制限時間、問題数、平均点を確認してみましょう。
なお、問題数は大問数で、その中に小問が含まれることもあります。
トライアル問題
制限時間 | 問題数 | 平均点 | |
---|---|---|---|
キッズBEE | 60分 | 9問 | 38.5点(100点満点) |
ジュニア算数オリンピック | 90分 | 10問 | 50.1点 (100点満点) |
算数オリンピック | 90分 | 10問 | 31.4点 (100点満点) |
ジュニア広中杯 | 90分 | 11問 | 25.5点 (100点満点) |
広中杯 | 90分 | 3問 | 28.3点 (150点満点) |
ファイナル問題
制限時間 | 問題数 | 平均点 | |
---|---|---|---|
キッズBEE | 60分 | 8問 | 49.2 (100点満点) |
ジュニア算数オリンピック | 120分 | 8問 | 43.8点 (100点満点) |
算数オリンピック | 120分 | 8問 | 48.6 (100点満点) |
ジュニア広中杯 | 130分 | 3問 | 45.9点 (100点満点) |
広中杯 | 130分 | 5問 | 38点 (100点満点) |
問題用紙はもらえる
わが子が受けたところでは、問題用紙はその日にもらえました。
ただ当日は答えがもらえないため、合ってるかどうかの確認ができませんでした。
点数のフィードバックが遅め
算数オリンピックは、毎年6月のトライアルテスト、7月のファイナル大会とすべて終わってから結果報告書が郵送されます。
そのためトライアルで終わってしまったわが家は、忘れた頃に届きました💦
具体的な日程は以下のようになります。
インターネットで発表されます
通過者にはファイナルの案内を個人あてに別途郵送されます
自宅に郵送で届きました
参加賞としてメダルがもらえる
算数オリンピックを受験すると、参加賞としてメダルがもらえます。
ちょっと重たく厚みのあるしっかりした、銀色のメダル!
「第30回参加記念 算数オリンピック 2021年」と書かれています。
トライアルが終わって教室から出てきたときに手にしていました。
とっても喜んでいましたよ😊
数当てゲームの景品がもらえることも
キッズBEEを受けた小2のちびたぬ。
テストが終わってから、「数当てゲーム」なるものをしたそうです。
1~99までの数を自由に(適当に)1つ決めて、その数が当たるとゲームの景品が郵送でおうちに届く、と説明を受けました。
わが家は残念ながら届いていないので、外れた模様です。
と思っていたら、結果報告書に詳細が発表されていました。
算数オリンピックトライアル大会で数当てゲームをして、多かった数字2つ(2021年の場合45と80)を選んだ人のうち、抽選10名が当選ということでした。
10名は、図書カード3000円分とのこと!いいな~。
ちょっとしたお楽しみ要素もあるんですね(*´▽`*)
結果報告書には何が書かれている?
さて、結果報告書に書かれていること、気になりませんか?
結構分厚いしっかりとした“報告書”でした。
結果報告書に書かれていることをまとめてみます。
- 各大会の入賞者(点数・氏名・学校名・学年)
- トライアル成績優秀者(点数・氏名・都道府県・学年)
- ファイナリスト氏名一覧(都道府県・氏名・学年)
- 都道府県・種目別 奨励賞受賞者 一覧(都道府県・氏名・学年)
- トライアル参加者の内訳(都道府県または海外の国名・大会別の人数)
- 各大会の問題・正解・解説
- 算数オリンピックの概要等
- おススメ塾の広告等
結構詳しく書かれていました。
氏名・学校名・学年などもすべて記載されているため、上位にどの学校が多いとか、同じ子がランクインしているとか、わかります。
もしかしたら、この中から将来的に有名になったり活躍する子も出てくるのかなと思うと、ワクワクでした。
間違いなく、「天才」ですもんね!
人気漫画の「はじめアルゴリズム」の世界だなぁ~!と思いつつ、わが子も頑張れーと思いました。
結果報告書を見ていて感じたことは、平均点が30~50点くらいなのに、やっぱり100点満点だったり高得点だったりを取れてる子もいるんですよね。
小1~小3までが受けられるキッズBEEでも、小3に交じって小2がいたりと…ほんとにどうやったらこんなに天才キッズになるんだ~って凡人の私は思ってしまいます。
問題数も少ないから1問1問が非常に重要、かつ制限時間も少ないからスピードやひらめきも大切だったりと、本当にすごい世界を見た気になりました。(どこか他人事ですみません)
そして、これからの将来、子どもたちの活躍が楽しみですね!
まとめ
わが子が算数オリンピックの一つ、キッズBEEを受けてわかったこと7つを紹介しました。
改めて、まとめます。
- トライアルとファイナル大会がある
- 制限時間は60~130分、問題数は3~11問、平均点30~50点ほど
- 問題用紙はもらえる
- 結果は遅めに郵送で届く
- 参加賞としてメダルがもらえる
- 数当てゲームの景品がもらえることも
- 結果報告書の内容
興味のある方の参考になれば、嬉しいです。