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アカハライモリが卵を産んだ!育て方入門

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イモリが出産
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我が家で1年ほど前から飼育しているアカハライモリ。

5月5日にどうやら卵を産んでるようだ!と発見しました。

初めての経験に、おっかなびっくりですが、せっかくなので育ててみたいと思います!

色々調べながら…自己流も入り上手く育つか不安ですが、育て方&観察日記として書いてみますね。

目次

アカハライモリ飼育状況

まずは我が家のアカハライモリについて紹介します。

2匹飼育して、1年ほどになります。

オスかメスかもよくわからず飼っていましたが、どうやらオスとメスだったようです。

飼育ケージ

イモリの飼育ケージ

イモリは水槽で飼育しています。

浮島で休んだり、かわいくて癒されますよね~。

冬場はヒーターで温めていました。


オス・メスの見分け方

オスとメスは外見から見分けることができます。

オスメス
体つきゴツゴツしているなめらかにシュッとしている
尻尾太くて幅広細く長め
耳が出てる出てない

しっぽの図(ごめんなさい、わかりにくいかも…)

イモリのオスメスの見分け方

オスは婚姻色といって、春先になると紫色になるそうです。

私は気が付きませんでしたが…。

アカハライモリが出産!

主産の兆候

なんとなく1匹のアカハライモリが「おなかが大きい!?」と気づき、急遽水草を投入、2~3日後に出産していました。

最近脱走しないな~、水草の中に入って楽しそうにしてるな~と思っていましたが、それがどうやら出産の兆候だったのかもしれません。

水草の品定めをしていたのかな?

オスが青くなるとか、ダンスするとか、まったく気が付きませんでした;

冬眠もさせずに、冬場はヒーターで温めていました。

出産の様子

出産している様子を昼間に確認しました。

後ろ足で水草をガシッと持ち、しっぽを振り振り、明らかに初めてみる動きにビックリしました。

そのときの動画です。

まわりの水草には、卵のようなものがあり「わ!産んでるの!?」とビックリ。

いくつ産むのか、どのくらい時間がかかるのか、観察中です。

すでに20個くらい産んでるようだけど、メスのおなかは膨れたままです。

とりあえず、卵を食べてしまうこともあるようなので、1日1回(何度も見ると刺激してしまう?)水草ごとわけることにしました。

卵の様子

卵は1つ1つわかれて、透明のゼリー状のものにつつまれています。

水草にくっついていたり、水草を折り曲げてその中に産み付けられていたりです。

下の写真は、水草ごと取り出した様子。

水草に産み付けられたイモリの卵

下のやじるしは、卵が見えにくくてすみません。水草が重なって見える中に卵があります。

卵の数については、調べたところ50~100個と書かれているところや、100~400個※と書かれている本などさまざまでした。

(※ 参考文献:オタマジャクシハンドブック p.78 )下で詳しく紹介しています

卵を育てよう!水をきれいに保つ

イモリの卵をわける

卵を見つけたら、水草ごと隔離します。

別容器を用意して水を張り、1晩おいてカルキ抜きをして用意しましょう。(薬でカルキ抜きはしないほうがよい)

水草を割りばしでそっとつまみ、ハサミでカットします。

一瞬水から出てしまいますが、少しの間なら大丈夫そう。

卵を育てるポイント

  • ぶくぶく(エアレーション)は必要ない
  • 水槽に水は浅く広く入れることによって、空気中の酸素が入る
  • 水草からも酸素が入るのでOK
  • 汲み置きした水を1日1/2~1/3ずつ取り換える

成長して卵から出てきたら、餌となる「ミジンコ」が必要になります。

農薬の入っていない田んぼや、水たまりなどにいるので、できれば取ってきて今のうちからバケツの中で増やしておくとよさそうです。

参考文献

カエル・サンショウウオ・イモリのオタマジャクシハンドブック

松井正文 解説・関慎太郎 写真/文一総合出版

(中古の本しかヒットしませんでした) 

この本によると、「卵は100~400個、長時間に分けて産む」とのこと。

大きさや成長なども端的に説明されています。

広島県の両生・爬虫類

比婆科学教育振興会 編/中国新聞社

イモリの繁殖行動について、詳しく書かれていました。

決定版 日本の両生爬虫類

内山りゅう・前田憲男・沼田研児・関慎太郎 写真解説

平凡社

イモリについて生態・分布・繁殖期についてなど、カラー写真多めで説明されています。

おわりに

我が家で飼育しているアカハライモリの出産について紹介しました。

卵を見つけたら、水草ごと別容器に移してお世話をする(水を少しずつ変える)ことが大切なようですね。

無事に育つといいなぁ…。

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