目には見えない原子や分子をカードゲームにしちゃおう!という、すんごい発想の元生まれたカードゲーム、アトモン。
いや、いくらカードゲームにしたからって、子どもが楽しく遊べるの?
なんて半信半疑でしたが、なんと1回のオンラインイベントに参加してみただけで
楽しい!!!アトモンで遊ぼう!ねぇ~もっと遊ぼうよ~!
もっとカードほしいよ!
と、ドはまり。さらには、貴重な自分の誕生日プレゼントに、アトモンカードをリクエスト。(ビックリ)
「アトムモンスターズ」こと「アトモン」は、tanQ株式会社が開発した化学カードゲーム。
小3の息子は、今では元素はもちろん、化学反応、電気分解にも興味を示すようになりました。
SNSでも話題のアトモンは、未就学児~小学生くらいから遊んでいる子が多いようです。
化学の種まきにピッタリで、楽しいカードゲームですよ♪
どんなカードゲームか紹介していきますね!
アトモンとは?
アトモンは、アトムモンスターズの略で、原子カードと分子カードから合成してバトルを繰り広げる対戦型の知育カードゲーム。
遊びながら、原子や分子について学べちゃうゲームです。
カードゲームで2万個突破ってすごくないですか?Amazonなら他の人の口コミも見れますよ!
わかりやすく特徴を3つまとめました。
アトモンの特徴① 化学が好きになる!
化学を勉強として習う前にこそ、おすすめのアトモン。
先入観なしに遊び始めた子どもにとって、化学は勉強ではなく、楽しい遊びの一つになります。
とっつきやすい、キャラクターたちは、かわいくもありかっこよくもあり。
炭素と酸素で一酸化炭素ができるんだね。
炭素と酸素2個だと、二酸化炭素かぁ!
と興味を持ってから、なぜ?どうして?もっと知りたい、と気が付けば化学が大好きになっているから不思議です。
アトモンの特徴② カードゲームで遊びながら化学がわかっちゃう!
アトモンのカードは下の写真のように、イラストのほかにもいろいろ書いてあります。
それぞれ、名称や特徴のほかに、電子配置・原子番号・構造式・化学式・分子量・分子の特徴が書いてあるんですよ~!
カードゲームなので、「強くなりたい、どんなキャラか知りたい」と思っているうちに自然と覚えてしまうんです。
水素2個と酸素1個で水ができる!
けど、酸素がもう一つあれば、過酸化水素になるぞ!
などと、バトルを勝ち抜くために、他にどんな原子が合成できるだろうか、より大きな分子にするには…と考える必要があります。試行錯誤しながら遊べる工夫がいっぱいあるんですね~!
アトモンの特徴③ タンキュークエストがおもしろい
発売元の tanQ株式会社は、家庭で探求学習ができる「tanQuest(タンキュークエスト)」という通信教育とカードゲームなどを取り扱っている会社です。
タンキュークエストは、子どもの興味に合わせて、深く探求学習ができます。
「学びをエンタメにする」のモットー。
経済・化学・漢字・医学・歴史などなど、カードゲームを買って自由に遊べるほか、オンラインクラスではゲーム+α満載の学習ができますよ。
アトモンのカードゲームを買って遊ぶのも良し、オンラインクラスではもっと夢中になれるヒントもあります。
カードゲームに興味を持ったら、タンキュークエストのオンラインクラスで、さらに学びを深めることができる土台があるのが嬉しいですね!
タンキュークエストのオンライン講座を体験レビュー
実はわが家がタンキュークエストのアトモンを知ったのは、オンライン講座を体験したからです。
息子の受講しているオンライン英会話マグナパーティーとタンキュークエストの生徒が入れ替わって、それぞれが体験する、という夢のようなイベントに参加しました。
タンキュークエストのオンライン講座をレビューしたいと思います。
事前に予約すると、タンキュークエストから封筒が届きました。
封筒の中身は、アトモンの体験版。
冊子とアトモンカードが数枚入っていました。
時間になるとzoomで始まります。
化学マジシャンのシンディーと一緒にアトモンの世界へ冒険!
シンディーがとってもおもしろく、子どもたちの心をつかむのが上手でした。
動画やアニメを見て、少しずつ原子や分子について学んでいきます。
実際にカードゲームをしてみて、その魅力にすっかりはまってしまいました。
アトモンの遊び方は3通り
アトモンカードの遊び方は3通りあります。
それぞれ簡単にですが紹介していきますね!詳しくは公式動画をご覧ください😊
アトモンのルール① 神経衰弱
神経衰弱は、小さなお子さんからもできる簡単な遊び方です。
アトモンの神経衰弱をやると、どんな原子から分子が出来上がるのか、覚えられるようになりますよ!
同じキャラクターを引く、でもいいのですが、アトモンの公式のルールはちょっと違います。
原子カードをめくって、分子を作っていきます。
- 原子カードを裏向きにバラバラに置く
- 1枚ずつ引いて、分子を作っていく
- 1回ずつ順番を交代する
- 5回ずつ引いて、分子量の大きい人が勝ち
例えば、H+H でH2が作れますが、さらにもう1枚めくってOが出たら、H2Oができますね。ここで終わりにしてもいいし、さらにH2O2を狙う…などと、分子量が大きくなるように挑戦してみましょう!
ただし、ヘリウムのように他の原子と合成できないものは、引いてしまったらすべて没収。
どんな原子からどんな分子ができるか、知っている人が有利になるから、子どもたちも楽しく覚えられちゃうのよね!
アトモンのルール② 元素バトル
神経衰弱に慣れてきたら、元素バトルに挑戦してみましょう!
まずは、準備方法から。
準備
- 8枚ずつカードを配る
- 先攻後攻を決める
準備ができたら、いよいよゲームスタートです!
元素バトルの遊び方
- 攻撃する原子カードを一枚選んで相手に出す
- 次の番の人は攻撃してきた原子に自分の手札を出して分子を作る(分子が作れるなら、何枚出してもOK)
- 分子を合成できた人は、その分子をゲットできる
- 分子を作れた人が、次の原子を選んで攻撃
- 手札が早くなくなったらあがり
- 先にあがった人は、分子と原子カードの分子量と原子量をゲットできる
- あがれなかった人は原子量ゲットできない
- 何度か繰り返してバトルをして、さきに200を超えた人の勝ち
- ヘリウムは他の原子と結合できない
- いつでもパスできる→アタック成功!カードを出した人の特典になって次もカードを出した人の番
- カードが足りなくなったら、カードを何枚引いてもOK!合成しても、パスしてもOK
アトモンのルール③ デッキバトル
デッキバトルは、アトモンをつかいこなした人向け、やや複雑なルールです。
デッキを作って2人対戦で戦うゲームで、動画では基本パックで作れるデッキを2種類紹介されています。
デッキ…自分で組み合わせて作ったカードのチームのようなもの、同じ分子は1枚のみ
準備
- それぞれデッキを作る
- 原子カードをよく切って、裏向きに重ねる(それぞれの山札)
- 分子カードは表向きに置く
- 先攻後攻を決める
ルール
- 分子を召喚して、分子量が多い方が勝ち
- ライフは1のみ。1撃で決まる
- 防ぐのはヘリウムと分子のみ、守りながら攻撃する!
- 先行が有利のため、後攻の人は最初からヘリウムをもらえる(ヘリウムは攻撃できない、守りのみ)
デッキバトルの遊び方
分子を召喚するには、分子カードの左上にある原子を出さなければいけない
1ターンに出せる分子の量は制限があり、原子番号の合計が8まで何枚でも出せる(原子チャージフェーズ)
例えば、水素2枚と炭素1枚
水素2枚で水素分子を召喚できる(置き方は、水素原子カード2枚の少し後ろに水素分子カードを置いて合成中がわかるようにする、次のターンで攻撃できる)
合成中の分子カードから、攻撃開始!
攻撃中の分子カードは横向きにする。次の自分の番が来るまではブロックできない。
誰を攻撃するか選べる。
重さ(weight)の少ない方が破壊される
アトモン商品、どれ買おう?値段は?
体験版で楽しんだ後、アトモンのはじめてBOOKを購入しました。
こちらは、箱になっていて、中には冊子とカード30枚!
はじめてBOOKは、“はじめて”とだけあって基本的な原子カードが入っていました。
冊子もあるので、アトモンはじめての人ははじめてBOOKがちょうど良いですよ♪お値段は1,500円弱といちばんリーズナブル。
カードだけほしい人は、基本パックがおすすめです!カードのみで、2,000円くらいです。
まとめ:タンキュークエストで化学が好きな子になろう
SDGsの流れもあり、ニュースを見ていても、水素や二酸化炭素などの言葉をよく聞くようになりましたね。
アトモンカードは遊びながら化学に興味を持つことができ、さらに探究していく心を育てるのにピッタリです。
ぜひ、遊んでみてくださいね!
わが家の小3は、さらに水素エネルギーに興味を広げ、こちらでも遊んでいます。