文英堂シグマベストから出ている「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」。
数をしっかり数え上げるのが苦手な小2のトレーニングになるのでは、と試してみました。
この本を選んだ理由は以下のように考えたからです。
- 数の感覚の基礎を身につけさせたい
- 1つ1つ数え上げられるようにしたい
- 計算はできるから、基礎的な部分を鍛えたい
このブログ記事では、小2が 「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」 に取り組んだ様子をレビューしていきます。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」とは
文英堂シグマベストから出ている「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」。
“小学4年生までに”とあるように、小学校低学年が対象となっています。
すべての漢字にはルビが振ってあり、イラストも多めのドリルです。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」 の特徴はこちら。
- 図表イメージで解けるようになる
- 数の感覚の基礎を身につけることができる
- 入試問題をもとに作られている
全体的にどうやって解いたらいいのかという説明の文章は少ないですが、図や表などイラストを使ってイメージして解けるように作られている問題集です。
この本によると、「問題文から図表をイメージできるようになる」=「数の思考センス」とのこと。
数の思考センスを身につけることができたら、どんな問題にも対応できるような思考力を手に入れたも同然!とのこと。
この問題集はすべて代表的な入試問題から作られているため、中学受験を目指している方にはぜひ取り組んでもらいたい問題集です。
数の思考センスは、以下の7つの力を鍛えていきます。
どれも大切な力!
問題を解くときに考える順序とも言えますね。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」 は、以下の8つの章に分かれます。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」の目次
1章ごとに、説明のあと、大問1~4を順に解いていきます。
同じ問題集内に答えのページがあります。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」難易度はどのくらい?
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」の難易度は、基礎~標準レベルと書かれています。
けれど、結構難しく、小2の息子は問題文の意味すらわからない!ということも。
どうしてそう考えるのか、という部分の説明がなく、イラストなんですよね。
ここを試行錯誤して「あ、そうか!」と思えたら、数の楽しさに目覚めるかもしれません。
どんどん進めることができるドリルというより、じっくり考えながら進めるドリルですね。
親子で取り組むのがいいかも。
さらに、テンサイキッズ問題は、練習問題より数字が大きく、少し難易度をあげて作られています。
まさに、数の思考センスが問われるような問題で、基礎的な思考力がついていれば応用して解けるのですが、数が大きい分頭も混乱するようです(^▽^;)
じっくりと何度か取り組むことによって、定着していくといいなぁと思います。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」レビュー&感想
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」に小2が取り組んだレビューです。
小2息子は、きっちり数え上げるのが苦手で、
めんどくさがらずに一個一個数えたら解けるのに…
途中で数字が抜けちゃってるよ…
なんてことも、しばしば。
どうにか数の感覚を身につけてほしいなと思ったときに出会ったのが、この「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」問題集です。
1章「数の個数を数えよう!」は楽しく解けましたが、2章「整数ワールド!」でちょっとつまづく。。
例えば、左ページの「□に入る数の組み合わせは何通り?」という問題は、1つ1つ書き出して考える必要があるんですよね。
抜けがあると間違ってしまうので、めんどくさがらずに数えるしかありません(^▽^;)
さらに、右ページのカニさんは、気づきが必要。
上の写真も2章「整数ワールド」ですが、かけ算も入ってきますし、なかなかの難問?良問?です。
まだ学校で習っていないなじみのない言葉「整数」「約数」「倍数」などが問題文にあるため、ちょっとややこしくしているのかもしれません。
息子に足りない、数え上げのトレーニングにピッタリ!
時間のあるときに、じっくり取り組むようにしています。
問題文からイメージして解くのは、スーパーエリート問題集の付録として入っている「どんぐり問題」もオススメです。
今回紹介している「数の思考センス」より、もう少し自由にイメージ力を鍛えることができますよ。
「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」他の人の口コミ
インターネット上のくちこみを探しました。
2年生後半から使用。
すべての問題は絵で考えるようになっており、導入にはいいかと思います。
例題が1問、その裏のページが練習問題3問程度になっていて、
例題と同じ解き方でできるよう、絵も書いてあって、
そこに数字を埋めていくようなつくりです。
説明は十分ではないので、子どもが一人でするには向きません。
個人的には、一番わかりやすい考え方ではないと感じる解き方の問題もあり。
受験を考えていて、塾に入る前の導入用としてはおすすめできます。
(楽天ブックスより引用)
カラーで分かりやすい説明と練習問題が出ています。絵柄を使ってイメージを作るところから始めるので長文読解の苦手な子向き。
問題集というより解き方講座。
三年生の娘用です。
ただ、親も傍で一緒にやらないと、しょっぱな整数の数を求める計算「整数ってなに?」からまずつまづきます。
一緒に確認しながらやると納得しながら楽しく進められています。
かわいいフクロウがヒントもくれます。
文章題というだけでフリーズしてしまう娘にはこの位のレベルでまず解き方を覚えるにはいいと思いました。
普通の問題集は、開いた段階で、算数苦手な親の私がやる気をなくすのですが、これなら私もやる気になれるかな?というレベルの内容だったので娘もやる気になれたようです。 (楽天ブックスより引用)
小2の子供に購入。知っておくといい解き方が結構あります。出来るお子さんならひょいひょい解けると思いますが、子供にはまだ早かったかな?という感じです。少しずつ進めてはいます。単元ごとに分かれていて「ここをやる!」というように目標になるのでいいかな。 (楽天ブックスより引用)
さらに口コミを見たい方は、楽天ブックスをご覧ください。
>>楽天ブックスで口コミを見るまとめ「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」は難しいけど力がつく!
市販ワークの「小学4年生までに身につけたい 数の思考センス」について改めてまとめます。
- 図表イメージ=数の思考センス を鍛えることができる
- 1つ1つ数え上げのトレーニングになる
- 数の感覚の基礎を身につけることができる
- 入試問題をもとに作られている
- 親子で取り組むのがよい
レベルは基礎ですが、説明文が少なく、イメージするのが苦手なお子さんは、最初慣れるまでつまづいてしまうかもしれません。
サポートしながら、親子でじっくり取り組みたい問題集です。
算数の基礎、まずはこちらの「数の思考センス」から。
「平面の図形センス」も気になります!
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